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第25期竜王戦第5局

11日にもなってようやく今月最初の更新となりました。
しかも竜王戦の話題です…。

挑戦者の森内名人が3勝目を挙げて迎えた第25期竜王戦第5局、11月28・29日に富山県黒部市の「宇奈月温泉 延楽」で行われました。
引湯管と書けば、にやりとされる方がいらっしゃるかもしれませんね。
戦型は、前局と同じく矢倉▲3七銀型。
そして宮田新手の▲6五桂ではなく、旧定跡とも言える▲2五桂を森内名人は選択しました。
第1・2局を思わせる展開です。
2度目の往復ビンタを決める、とでもするかのようでした。

渡辺竜王が60手目△同金で第4局から変化。
72手目△6九銀で1日目が終わりました。既にのっぴきならない局面という印象を受けました。
ここでは渡辺竜王の方が良いのではないか、と言われていた記憶があります。

2日目に入り、森内名人の封じ手は▲6八金。
馬を切り、△5八金と絡みつく渡辺竜王。対する森内名人は馬を自陣に引き、さらに▲7九金と固めて守りの態勢。
▲5七角は攻防の一手といった雰囲気が出ていました。

渡辺竜王の攻めを受けていた森内名人、▲3三桂とスパートを掛けました。
清算して▲3五香。先手良しか。
もちろん簡単に折れる渡辺竜王ではありません。難解な終盤戦が長く続きました。

▲2五桂が厳しい手と素人目に感じました。
完全に後手入玉の可能性はなくなり、将棋ソフト「ponanza」が▲3四香を推奨する中で森内名人の手は▲5五香。
ついに、決着がつきました。

▲3八銀を見て渡辺竜王が投了。
135手まで、森内名人の勝ちとなりました。

この結果、森内名人が4勝1敗とし、竜王位を奪取。
9年振りの竜王復位と共に、名人と合わせて二冠となりました(これも9年振りです)。
同時に、渡辺竜王は棋王・王将の二冠に後退。

最優秀棋士賞は森内名人ではないか、という気がしております。
かつての三冠時代を思い出す活躍振りです。
43歳、円熟の域に達したと言えるでしょう。

渡辺竜王はついに竜王位を手放すことになりましたが、10連覇ならずといいますと中原十六世名人の名人戦を思い出します。
本局、全体的に自信がなかったというのが感想戦コメントで伺えました。その様子をおくびにも出さないのはさすがでした。
二冠となってしまいましたが、年明けには王将戦と棋王戦が控えています。
王将戦の挑戦者は羽生三冠に決定。気持ちの切り替えが求められますね。

※A級順位戦、昨日の対局で羽生三冠が無傷の6勝目を挙げました。
1敗の棋士は既におらず、次局に勝てば最低でもプレーオフ進出が確定します。
4年連続の森内-羽生決戦となる可能性が高まっていますね。
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Author:ratify
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