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昭和57年度入会組という嵐

近代将棋1982年12月号の奨励会記事をごくごく一部ですが紹介します。
まず、当時の奨励会員で後に四段昇段を果たした方の一覧です。

関東奨励会
三段
関浩 21 山川
達正光 17 高柳
森下卓 15 花村
小野敦生 20 安恵
二段
小林宏 19 真部
飯田弘之 20 大内
石川陽生 16 荒巻
富岡英作 18 大内
伊藤能 20 米長
安西勝一 18 佐瀬
所司和晴 19 平野
中田宏樹 17 桜井
初段
高田尚平 20 荒巻
日浦市郎 16 安恵
1級
佐藤秀司 15 中原
中田功 14 大山
2級
先崎学 12 米長
3級
北島忠雄 16 関根
4級
岡崎洋 15 平野
5級
中座真 12 佐瀬

関西奨励会
三段
野田敬三 24 森安秀
神吉宏充 23 内藤
有森浩三 19 有吉
本間博 23 森安秀
二段
伊藤博文 22 伊達
浦野真彦 18 中井
神崎健二 18 灘
井上慶太 18 若松
初段
長沼洋 17 田中魁
藤原直哉 17 若松
平藤真吾 18 賀集
4級
阿部隆 14 田中魁
6級
杉本昌隆 13 板谷進

次に記事。

奨励会の入会試験に71名が受験した。一次試験は10月10、11日の両日にわたって行なわれた。受験者同士の対戦、6局指して4勝2敗以上の成績を収めなければならない。実力のあるものでもプレッシャーからか星を落としているのが目についた。二次試験では奨励会員との対局となる。通算成績で6勝3敗以上の星を上げなければならない狭き門である。――入会試験を見ていたある高段者の話「まだ遊び気分でやっているのが多いみたいだね。一寸甘いんじゃないかな。」

この期、入会は24名、四段昇段が叶ったのは下の8名でした。

飯塚祐紀 13 松下
豊川孝弘 15 関屋
木下浩一 15 松田茂
郷田真隆 12 大友
森内俊之 12 勝浦
小倉久史 14 中原
羽生善治 12 二上
佐藤康光 13 田中魁

かなりの豪華メンバーです。
気付いたのは、この当時奨励会に在籍していた中でタイトルに手が届いた人がいないということでした…。
いかにタイトル獲得が難しいかということを表しているように思います。
無粋とは思いつつも、入会した8名中、タイトル経験者の4人の獲得数を足してみると、
郷田4+森内11+羽生86+佐藤康13=114
という答えが導かれました。


ある高段者がどなたかはもちろん分かりませんが、受験者中に一流棋士の原石があったことを考えますと、見通しが「一寸甘かった」のかもしれません。


追記(11月17日)
豊川七段のコメント(6月1日王座戦観戦記(木村八段対飯塚七段))
「僕と飯塚君は、実は奨励会試験で落ちているんです。受験生同士の1次試験が4勝2敗、奨励会員との2次試験が1勝2敗という成績は、いまなら十分合格なんですが、そのときは2次試験2勝が必要でハードルが高かった。そうしたら不合格からひと月ほどたって速達が届いたんですね。それが再試験の案内で驚きマンモス。関東受験の正規の合格者が13人と少なかったので、合格者枠を広げるということでした。次点に泣いた6級受験者6人が将棋会館の特別対局室に呼び出され、あみだくじで相手を決め、持ち時間1時間・秒読み1分の一発勝負。これに勝った木下君と僕と飯塚君の3人が"補欠合格"を遂げたというわけです」
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細々と将棋倶楽部24で指しております。指す手は悪手・疑問手の連続ですが、めげずに頑張っているつもりです。
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