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第60期王座戦第2局

タイトル保持者の渡辺二冠が先勝して迎えた第60期王座戦の第2局。
神奈川県横浜市で9月5日に行われました。
戦型は角交換四間飛車!王位戦を思い起こします。
相居飛車と思っていただけに意外でした。
第1局は渡辺二冠の急戦矢倉に対し実戦例の少ない形を選び力勝負を挑んだように素人からは見えた羽生二冠。
またしても定跡化がそれほど進んでいない局面に誘導しましたか。
これを落とすと羽生二冠としては相当ショックなのだろうかと考えていました。

羽生二冠は銀冠に組み上げ、玉を8二と9二で行ったり来たりさせる一人千日手を開始。
後手番なので千日手は問題ないという考えでしょうか…。
対する渡辺二冠は矢倉から居飛車穴熊に組みました、堅そうです。

後手玉が9二の形で渡辺二冠は▲2四歩から攻撃を開始。
△5二角と羽生二冠は角を打ち、先手の作戦勝ちになりました。

9筋を攻める羽生二冠、受ける渡辺二冠。
渡辺二冠優勢と言われていたのが…。いつの間にか形勢逆転したようです。
感想戦のコメントを見ると85手目の▲9六香では▲5一角とすべきで、以降は後手良しとのこと。
さっぱり分かりません…。

▲3八歩△9四銀▲5一角△6二金引▲8九玉△3二飛。何と渋い応酬でしょうか。

△3六歩は全く予想していませんでした。私には一生指せなさそうな手です。

最終盤、渡辺二冠が攻めますがかわす羽生二冠。
形勢は後手に傾きましたが簡単には諦めないのが渡辺二冠。
▲4六桂!△同歩は▲9五飛で先手玉が捕まらなさそうで、最後まで油断なりません。
気を緩めると頓死してしまいそうです。
最後は形作りに対し、先手玉を即詰みに討ち取りました。
144手まで羽生二冠の勝ち。

ちなみに最終盤、▲2一飛成に対して△3一歩でも後手勝ちのようです。
▲6三桂に対して△6二玉ですと▲3二龍△同歩▲4二飛以下頓死ですが、△7二玉とすれば問題ないようで…。
金で合駒した方が安全と思って選ばれたのでしょうね。

途中まで先手が良かったはずが、いつの間にか後手良しになっていた。
さっぱり分からない将棋でした。
「名局」の声も出ましたね。観戦記をじっくり読みたいです…。

羽生二冠は本局で角交換四間飛車を用いました。
今後も指すかと言われれば、私はうーんと思います。
(恐らく)作戦負けしていたわけですし…。工夫してまた指されるかもしれませんが。

1勝1敗、五番勝負の行方は分からなくなってきました。
昨年は渡辺竜王がストレートで奪取したので、今年はもつれてほしいというのが個人的な期待です。
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Author:ratify
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