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第83期棋聖戦終了後の雑記

第83期棋聖戦は羽生二冠が中村太六段に対し3-0でストレート防衛を果たしました。
ニュースにもなりましたが、今回の防衛により羽生二冠は通算タイトル数を81期としました。
大山十五世名人が持ち、並んでいた80期の記録を更新しました。
第1局横歩取り、第2局角換わり腰掛け銀、第3局横歩取り。
第1局・第3局は中村太六段にもチャンスがあったようですが、羽生二冠の終盤術が光りました。

羽生二冠個人の記録にスポットを当てると、初タイトルは1989年の第2期竜王戦、島朗竜王から4-3(1持将棋)という激闘の末奪取。
翌年谷川二冠(王位・王座)に奪取されてしまいますが、1991年3月18日に行われた第16期棋王戦第4局で南二冠(王将・棋王)から3-1で奪取して以来21年3か月タイトルを保持し続けていることになります。
今回の防衛でさらに1年延びることになりました。
連続保持ですと大山十五世名人で15年、中原十六世名人で12年ですから、記録の偉大さが窺えます。
ちなみに棋聖位はこれで通算11期となりました。
歴代1位は大山十五世名人・中原十六世名人の16期。迫り・更新していくのでしょうか。

羽生二冠、通算タイトル数タイは広瀬七段に、記録更新は中村太六段と若手に勝っての達成となりました。
永世竜王への挑戦は来年以降にお預けですが、タイトルをどこまで増やしていくか、一般棋戦でどう戦うか、もちろんこれからも目が離せません。
渡辺二冠や若手の台頭が目立ってきていますが、タイトルだけを見ると羽生世代が5つを保持。今後どうなりますか…。

以前に書いた気がしますが、中村太六段は昨年度に歴代2位の高勝率を挙げ、今年度も王座戦で挑戦者決定戦に進出。
昇級した順位戦C級1組でも元A級の田中寅九段相手に勝利を収めました。
今回は敗れてしまいましたが、師匠である米長永世棋聖の初タイトルは30歳。そこから19期のタイトルを積み重ねた訳です。
王座戦でもチャンスはありますし、さらなる成長に期待です。

羽生二冠は休む間もなく、藤井九段の挑戦を受ける第53期王位戦が7月10日から始まります。
振り飛車党の私としてはどちらを応援するか難しいところです。


最後に今年度注目の棋士の成績です(7月7日現在)。

渡辺二冠 6勝2敗 .750
森内名人 7勝5敗 .583
羽生二冠 14勝5敗 .737
郷田棋王 4勝5敗 .444
佐藤康王将 7勝1敗 .875
谷川九段 0勝3敗 .000
久保九段 3勝3敗 .500
広瀬七段 7勝4敗 .636
戸辺六段 5勝7敗 .417
豊島六段 10勝1敗 .909
佐藤天六段 7勝3敗 .700
中村太六段 11勝6敗 .647
糸谷五段 10勝1敗 .909
菅井五段 7勝5敗 .583
阿部光四段 3勝5敗 .375
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