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第70期名人戦第5局

2勝2敗のタイで迎えた第70期名人戦第5局。
本シリーズ初の横歩取りとなりました。
一応予想は当たりましたが、第4局で外していたのでこれでやっと五分の的中率ですね。

手の解説は私の棋力ではとても書けないということは承知しています。あくまで戯言ということで…。
46手目の△5二金が新手なのですね。48手目△5三金が封じ手でした。

2日目が始まって9時間程が経ち、私が観戦し始めた87手目▲3四歩の局面では、先手良しか互角かという評価でした。

私はプロの対局の時には参考として激指11に手を読んでもらっています。
私だけではあまりに読み抜けが多いので…。もちろん自分で考えることもしているつもりですが。
将棋ソフトでは最強クラス…のはずです。

手は進んで101手目▲3九歩の局面。早見えのニコニコ生放送解説、先崎八段は△7六桂を示しました。
その後の複雑怪奇な予想手順、やはりプロ…。
NHK杯将棋トーナメントでは優勝されたこともあったそうですね。

羽生二冠の着手は△4九と。
結論から言うと、先崎八段の推奨手△7六桂が最善だったのでしょうか…。

森内名人が▲4四馬と切った瞬間、互角を示していた激指11の評価値は大きく振れました。
代わりに示したのは「後手優勢」。評価値は-1000ほどです。
解説は先手がかなり良くなったとのこと。その内、「必至」という言葉も聞こえてきました。
どちらが正しいのだろうと対局の推移を見守っていると…。
羽生二冠は席を立つなどし、森内名人の115手目▲3二龍に対してぴたりと手が止まりました。

投了までの時間がこれほど長い対局は私が知る限りありません。
羽生二冠の姿は悲壮という言葉がふさわしい状態。
先崎八段は幾度も「羽生さんのうっかり」という言葉を繰り返していました。
何か見落としがあったのでしょうか。
そして静かに頭を下げました…。

終局後、名人戦棋譜速報のページにあった105手目▲4一飛の局面を激指11を思考完了(六段+++)まで調べました。
ちなみに持っている方はご存じだと思いますが、思考完了までは手が広い場合10分以上掛かります。
最善手は△3四玉、次善手が本譜△3五歩。
それぞれ評価は後手優勢(-1290)、後手優勢(-1128)。
少し値は違いますが読み筋を見ると▲4五飛成△2四玉▲3四金△1三玉▲2四歩と全く同じです。
△4三金、△4三桂が続く推奨手でした。

将棋ソフトは必至を読むのが苦手だといいます。
詰みでしたら30手以上のものも読み切りますが…。

先手良しに転じたのはは111手目▲2四歩の局面でした。
偶然ですが、羽生二冠が席を立ったところです。
果たして、何を思ったのでしょうか…。

もし、羽生二冠の△3五玉がうっかりなのであれば、激指11もうっかりしていたということになります。
必至が掛かることを見落としたことをうっかりというのではあれば、厳しい世界です…。
もしくはそれ以前から問題があったのでしょうか。

私は、恐らく多くの方の感想とは異なるでしょうが▲4四馬で寄せに行った森内名人の強さに感服しました。
この将棋、名人の寄せは激指11をはっきり上回っていたと思います…。
ただ、棋譜コメントを見てみると控室の予想が当たっていますね。
将棋ソフトよりも人間の方がまだ強いということでしょうか。

防衛に王手が掛かった森内名人。初タイトルとなった第60期から第69期までの10年間で6期、7期目が見えてきました。
「名人戦は自分の土俵」といったところでしょうか。
今年度の成績は6勝3敗、勝率.667と復調された感があります。

羽生二冠には本局、誤算があったのでしょうか。
素人目にも終局時のショックは大きく見えました。
2日空いて月曜日には王座戦対広瀬七段、それから1日空いて水曜日には中村太六段の挑戦を受ける第83期棋聖戦が始まります。
百戦錬磨、どう立て直してこられますか。

さて、先手番の勝利は本局でも継続されました。第6局はどうなりますか。
戦型予想は…根拠は全くありませんが角換わりと予想します。
決着か、第7局にもつれこむか。楽しみであります。
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まとめtyaiました【第70期名人戦第5局】

2勝2敗のタイで迎えた第70期名人戦第5局。本シリーズ初の横歩取りとなりました。一応予想は当たりましたが、第4局で外していたのでこれでやっと五分の的中率ですね。手の解説は私の棋...

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Author:ratify
細々と将棋倶楽部24で指しております。指す手は悪手・疑問手の連続ですが、めげずに頑張っているつもりです。
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