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第53期王位戦挑戦者決定戦

本日行われた王位戦挑戦者決定戦。
羽生王位への挑戦を懸けたものです。
挑戦者決定リーグ、共に4勝1敗で優勝した紅組の渡辺二冠対白組の藤井九段。
正直に申し上げますと、局前には渡辺二冠有利かなと思いました。
研究が深いのもさることながら、力将棋も滅法強い。
昨年度は勝率8割を長くキープ、竜王8連覇に加えて羽生三冠から王座をストレートで奪取し初の二冠に輝きました。
一方の藤井九段は昨年度、B級1組から降級するという憂き目に遭われました。
全体でも15勝20敗、勝率.429と苦戦。
渡辺二冠が勝って三冠へ挑戦するのではないかと勝手に想像していました。

そして迎えた対局。
後手となった藤井九段は藤井システムを選択されました。
どちらかと言えば今日は藤井九段を応援の私。
藤井システムとなればなおさらです。
渡辺二冠は居飛車穴熊かと思いましたが急戦で応じました。

私は46手目から観戦を開始しました。
先手良しの雰囲気。
私のようなヘボに、渡辺二冠の手はほとんど当たりません。
55手目▲6八銀、69手目▲2七飛など…。
「強い人の将棋はこう指すものか…」
とても真似できるものではありませんが。

73手目から▲4二と△4一歩▲3二飛△6二金引▲5五歩。控室の予想が全く当たらない本局。
将棋の奥深さですね。

藤井九段に時間を使わせた形の渡辺二冠。
58手目△6六歩の地点では残り時間藤井九段16分に対し1時間5分。
ただ、その後渡辺二冠も時間を使っているということは、思うようには進んでいないということかなと思いました。

いつの間にか形勢は混沌とし、ガジガジ流も見られて後手ペースに。
しかし渡辺二冠は粘ります。
個人的には、120手目の△5六銀がどうだったのだろうと思いました。もう少し安全な勝ち方があったかもしれません…。
「粘り強く、諦めない二冠には正確に寄せなければ…」というわがままも頭には浮かんでいました。
しかし1分将棋、手の善悪を論じるのは野暮というものです。

形勢は再び不明に。
147手目▲7四桂で後手玉に詰めろが掛かりました。もちろん藤井九段は凌ぎます。
155手目の▲2七金に△3五桂と詰めろを放って後手の勝ちが決まったというところでしょうか。
結局166手で藤井九段の勝利となりました。
最後は私、くたくたになりました。

藤井九段は一昨年の第58期王座戦以来のタイトル挑戦となります。
二日制ですとタイトル保持者だった2001年の第13期竜王戦以来です。
羽生二冠-藤井九段の対戦成績は羽生二冠33勝、藤井九段14勝となっています。
羽生二冠が10連勝中とのことですが、あくまで過去の成績ですから参考程度でしょうか。

願わくば、藤井システムが見られんことを…。
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まとめtyaiました【第53期王位戦挑戦者決定戦】

本日行われた王位戦挑戦者決定戦。羽生王位への挑戦を懸けたものです。挑戦者決定リーグ、共に4勝1敗で優勝した紅組の渡辺二冠対白組の藤井九段。

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(・x・ ).o0○

強い藤井先生がまた見られるのは眼福ですよねー

強い時の指し回しが華麗な棋士はカレしかいませんものー^^

ぶりさんへ

返信が遅くなりまして申し訳ございません。

藤井先生の全盛期(竜王時代)はリアルタイムで見ていませんが、互いに持ち味を発揮した熱戦が見たいものです。
できれば藤井システム多めで…。
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